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zoom RSS NHKスペシャル「終(つい)の住処(すみか)はどこに 老人漂流社会」

<<   作成日時 : 2013/01/21 00:36   >>

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他人事ではない現実問題として、NHKスペシャル「終(つい)の住処(すみか)はどこに 老人漂流社会」を観た。

今年の冬は例年になく寒い日が続いているが、「老人漂流社会」等という言葉を聞くと身震いがするほど心も寒くなる。

テレビ番組表に
今、高齢者が「終の住処」さえもてない現実が広がっている。病院にも介護施設にも入れず、居場所を転々とする老人漂流社会。安心できる老後の居場所をどう築くのか考える。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0120/index.html


今、高齢者が自らの意志で「死に場所」すら決められない現実が広がっているという。
ひとり暮らしで体調を崩し、自宅にいられなくなるとそのさきはどうなるか?
病院や介護施設も満床で入れない。国は自宅介護を推奨していて5年以内に病床をゼロにする方針だという。

番組ではひとりの老人のケースを取材している。
Yさんは、80近くまで現役で働き、都営住宅に40年ほど住んでいて6年前に妻を亡くす。昨年夏熱中症で倒れ隣人に発見され入院。その後要介護4となり、ひとりで生活できないため家に戻れなくなる。
ショートステイは長くて1か月しか入所できないため3か月で4回目の移動となる。特養などの介護施設に入るには3年先まで待たなくてはならない。

Yさん「せっかく慣れたと思ったけどな・・・・」と。
4回目の移動先は、介護サービス付き高齢者向け住宅で3食付きで14万3千円。医療介護無しなので体調を崩せば入院となり、その住宅は出なければならず戻ってはこられない。
Yさんは年金が65,000円で不足分75,000円を生活保護費で補ってもらうことになる。
そうなると、今まで住んでいた都営住宅も出なくてはならない。自宅を失うという現実に直面することになる。
足の踏み場もないほど散らかった家は、夫婦の思い出も容赦なく処分されていく。介護サービス付き高齢者向け住宅には身の回りの物をわずかしか持ち込めない。
奥さまの遺骨を膝に乗せ、涙しながら「ありがとうございます。」と一言。引越のその日は奥さまの命日だった。

家を失ったら死ぬまで施設を転々とするしかないのが、日本の高齢化社会の現状である。ということは、終の棲家ははないということである。
「家族と一緒にご飯、食べたいよ」「どこにも行くところがないから、最期までここに居ると思う」と入所時に応える。
たっての願いで墓参りに連れて行ってもらい、その後容態悪化で救急搬送。3日後に息を引き取る。
葬儀の日、家族親戚に囲まれていたのが印象的だった。(息子さんは脳梗塞で半身まひで車椅子。1年以上会っていない。申し訳ないと涙した)



昨年、65歳以上の人が3000万人を超えた。
超高齢社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者(単身世帯)は、今年500万人を突破。「住まい」を追われ、“死に場所”を求めて漂流する高齢者があふれ出す異常事態が、すでに起き始めている。

今後、どのような対策が必要か?
放送大学の宮本みち子さんは、
◎定住できる安心感
◎見守ってくれている

この二つは何よりも大事という。

年金で生活できる人は今後益々少なくなっていくだろうから、漂流老人を出さないためには、

家賃補助+介護サービス+公営住宅 

のように、公的介護サービス拡充が急務であるというが、全くその通りと思う。


番組で印象的な言葉は

家族によって支えられない超高齢化社会
ケアサービスをお金で買う
買えない人は生活保護(費で補う)



再放送は
2013年1月24日(木)午前0時25分〜1時14分(23日深夜)

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・NHKスペシャル「終(つい)の住処(すみか)はどこに 老人漂流社会」をみて
日曜日(20日)のNHKスペシャルは重かった。少子高齢化、核家族化の影響なのか、一人暮らしの65歳以上の高齢者が500万人を超えたという。その高齢者が日常の些細な出来事をきっかけに一人暮らしが出来なくなる。身寄りがなく、経済的基盤もない高齢者は、病院や介護施設のお世話になることになるが、その受入施設数が絶対的に少ない。そこで短期の介護施設や無許可の宿泊所などを短期間で転々とするケースが増えているという。88歳の男性を画面はとらえる。80歳近くまで夫婦で運送屋を営んでいて時間厳守で信用を得ていたと ...続きを見る
肩の力を抜いて
2013/01/27 22:04
終の棲家を手放さないで!!
「NHKスペシャル「終(つい)の住処(すみか)はどこに 老人漂流社会」」について 先週は、老人漂流社会について友人たちと話す機会があった。 どちらも持ち家に住んでおられるので、終の住処がなくなるという心配はない方たちなのでひとまず安心である。 ...続きを見る
心のまま大らかに
2013/01/27 23:48
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NHKスペシャル「終(つい)の住処(すみか)はどこに 老人漂流社会」 心のまま大らかに/ウェブリブログ ...続きを見る
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
気持玉をありがとうございます。

終の住処の問題には多くの方が関心を持たれていて、私のこの記事も440アクセスをいただいています。
みな他人事ではないのですね。
氣楽
2013/02/09 21:17

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