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zoom RSS NNNドキュメント「活断層と原発、そして廃炉 アメリカ、ドイツ、日本の選択」(動画追記しました)

<<   作成日時 : 2013/02/07 19:51   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1

日本テレビが日曜深夜に放送している報道ドキュメント。優れた番組でもう2〜30年は見ているが、もっと早い時間に放送してくれるといいのにと思っていたら、BSで日曜午前11時に再放送されていることが分かって再度観た。


3・11大震災 シリーズで、題して 「活断層と原発、そして廃炉アメリカ、ドイツ、日本の選択」
55分枠 放送時間 : 2013年1月27日(日)24:50〜

番組サイトに
http://www.ntv.co.jp/document/
今、原発敷地内の破砕帯が活断層かどうか?が問題となっている日本の原発群。今後を考えるヒントとなる原発をアメリカで見つけた。伝えたい3つの事。
@フンボルト原発では、操業後に敷地の近くに活断層が見つかった。そして後に廃炉となる。どういう経緯だったのか?
Aボデガ原発でも建設中、直下に一本の小さな断層が見つかり、建設中止となった。なぜ?
Bディアブロ原発は、5q沖に活断層が見つかり44億ドルかけて耐震補強した。存続させるのに、超巨額が必要な事がわかる。
更に、原発ゼロを決定し廃炉作業を進めるドイツの廃炉会社を取材。見えて来たのは廃炉完了までに途方もない労力とコスト、気の遠くなる歳月が必要な事…まさに活断層上の原発を続けるも地獄、廃炉も地獄…。

とある。

日本は今、安倍政権に変わり原発存続の流れになりつつある。先日の所信表明では原発に関して一切触れず経済立て直しばかりが強調されていたが、参議院選が過ぎれば原発推進、存続の方針が表に出てくるのは確かだ。
原発建設に関しては、既に日立が輸出契約を進めている。
福島原発がまだ何も解決していないというのに、本当にこんなことでよいのだろうかと疑問に思う。


敦賀原発では原子力規制委員会が「直下に活断層がある可能性が高い」との判断で一致したと発表し、廃炉になる公算が高くなっている。が、まだ方針が明らかにされていない。

活断層がなぜ危険かというと、地層がずれることによって配管がギロチン破断されるからだという。
ひとつの原子炉で5万本の配管で、100キロメートルにもなるそうだ。日本列島は50基の原発に囲まれている。が、いずれも稼動してはおらず、老朽化も含め今後は廃炉となるのは確実だ。
それなのに、廃炉の方針はいつまでたっても打ち出されない。

ドイツでは、福島事故以来、直ちに停止し廃炉を決定し、2022年には原発ゼロを目指している。
共通語は「フクシマ」。一国のエネルギー政策を一気に変えてしまうほど福島第一原発事故は大惨事だったということだ。

一方、アメリカではサンフランシスコ州ボデガヘッドに前方後円墳に似た形の人工池がある。ここには原子炉を作る予定であったが、12メートル掘り進んだ時に活断層を発見。一本の断層で建設を断念した。
同州には海岸線に沿って巨大なサンアンドレアス断層が走っている。
PG&E社の当時の社長は、「村民の安全について物質的な問題を抱えたまま原発を造るのは我々で最後にしたい」とコメントした。今ではその人工池は動物たちの楽園になっているという。

また、建設した後に活断層発見の例では、カリフォルニア州北部ユーリカにフンボルトベイ発電所がある。いつも風は北から吹き、風下には小学校がある。
1972年にリトル断層が見つかり、反対運動にも、電力会社は廃炉の気配無しだったが、スリーマイル島事故以来方針を変え1986年に廃炉を決定した。

ティアフローキャニオン原発は、活断層発見後も稼動しているが、設計をやり直し、2万7千本の配管をやり直し、44億ドルもかかった。⇒電気代に加算。
耐震強化を徹底、使用済み核燃料棒も移動させている。

当事者の日本はというと・・・首を傾げることばかりだ。
青森県東通原発(工事進捗率9.7%)では、原子炉下に何本も断層が走っていて、原子力規制委員会は「活断層である可能性が高い」と結論を出したが、建設の許可が下りた。活断層に詳しい中田高氏が抗議しても、東電は「国の審査は通っている」と譲らない。


大飯原発も活断層が指摘されているのに、未だに稼動し続けている。活断層⇒廃炉しかなくなるのにだ。
足下に爆弾を抱えているようなものだ。


日本での廃炉は、 日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構が、将来の商業用発電炉の廃止措置に備え、1981年から1986年にかけ解体技術開発を行い、この成果を我が国初の原子力発電試験炉として建設、運転されたJPDRに適用し、1986年よりJPDR解体実地試験として本格解体を開始した例がある。。
1981年解体技術開発
1986年 解体スタート(プラズマアーク切断装置、アークソー切断装置等の遠隔操作機器による)
1996年 解体完了 廃炉費用1000億円超える。

番組では、ドイツのグライスヴァルト原発の廃炉作業を行っている切断・除染工場を取材している。
ソ連製のもので圧力容器なしの原子炉はチェルノブイリ事故以降直ちに廃炉を決定。重さ300トン。
解体は、配管切断から始まり、燃料棒も水中で遠隔切断。中間貯蔵施設を作り保管。天上まで18メートル、3万トンが収められている。そういうスペースがいくつも並んでいる。


線量計で被曝記録している。中への出入りでは被服を全て着替え被曝線量を厳しくチェック。
どれもバーナーで、大きなものは電動のこぎりで、全て同サイズに切断。除染方法を選択。
・水で洗う・鉄粉で削る・ギフト 劇薬で洗う・電気分解する。
原子炉、圧力容器はどうするのか?(重さ300トンもする)

これは、20年たっても35.0マイクロシーベルトで費用もかかり過ぎるため50年放置することにしたという。現在7-80パーセント終了とのこと。
廃炉は「やりながら学ぶ」。原発申請許可も厳しく、廃炉費用はだれが負担するのかまで決めておく。電力4社で3兆円積み立てているという。因みに、日本は公開されていない。


グライスヴァルト市は、廃炉ノウハウを蓄積している。新しい雇用も生まれている。29社、エネルギー関連も
洋上電力発電会社が支柱を造り、その隣では塗装工場があり、洋上へ配送、クリーンエネルギーで作られた電気を原発送電線に乗せる。ここまで来ると少し気持ち的にも軽くなるではないか。
放射線検査施設では、除染物測定装置で厳しくチェックし、結果は全てコンピューターで記録し、合格まで何度も除染を繰り返し、合格した物だけが施設から出される。莫大な費用と時間をかけて廃炉を進めている。

1979年のスリーマイル島事故でアメリカは学び、1986年のチェルノブイリでヨーロッパも学んだ。
2011年、福島から日本は何を学んだか?

最後に安倍総理の顔が大写しになり、番組終了。


まだまだ何も解決していないのに、喉元過ぎれば熱さ忘れる、長いものには巻かれろでは済まされないのではないか。


2月9日、動画を見つけました。是非見てください。
http://www.dailymotion.com/video/xx30uu_nnnyyyyyy-yyyyyy-yyyyy-yyyy-yyy-yyyyy_news

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
気持玉をありがとうございます。
最近は体調が悪くなかなかブログも書けないでいましたが、国会中継を見ていて、なんとかこのドキュメントだけはアップしたいと思いまとめあげました。
今日になって、動画があることを知り、アドレスを追加しましたが、私のレポートと動画を見ていただけたら更に理解を深めることができると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
氣楽
2013/02/09 20:56

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