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zoom RSS お迎え現象と看取り

<<   作成日時 : 2012/08/29 23:46   >>

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NHK クローズアップ現代「天国からの“お迎え”〜看取り(みとり)が問いかけるもの〜」を観た。番組表の案内に
死を間近に、この世にいない人間を見るという“お迎え”現象。この学術調査を通じて、いかにより良く生き、自然な死を迎えるかを模索する医療現場の取り組みを見つめる。


番組によると、
近頃は、在宅医療(看とり)現場の医師たちも「お迎え現象」に関心を示しているようで、死への恐怖や不安を取り除く効果があるのではないかと認めている。「お迎え現象」は決して珍しくないという。
今までは注目してこなかった現象だが、体験者は4割位だそうだ。
多くの人が、亡くなった家族や友人や、ペットや、思い出のある自然の風景などを見たと話す。

医学的に見ると、それらは人間の生理現象だという。幻覚を見ることについて単なる幻覚と見ず大切に受け留めるようになった。過去の記憶や経験からつながるのは決しておかしなことではないという見解だそうだ。

お迎え現象を体験した患者さんは、死への恐怖や精神的苦痛がなくななり、穏やかに旅立つという。

今まで1分1秒でも長く生かす延命治療を善しとしてきたが、それは間違いだったのではないかと気づき始めた医師たちが増えてきたのは素晴らしい。

東北大学では今年4月から臨床死生講座を開設した。
死を遠ざけるのではなく身近で自然なものとして受け止める。
今はまだ8割の人が病院で看取られているが、今後は自宅での看取りが増えていく。

という内容だった。


私は、現在在宅医療を受け始めて彼此4,5年になるが、入院する気は全くなく、最期は自宅でと決めている。
その理由の一つとして、病院を死に場所とする今までのあり方に疑問を持ち続けてきたことが挙げられる。
延命治療についても人間の尊厳という観点から、少なくても自分自身にはまったく不必要で、自然な成り行きに任せるのことが最善であり、当然のこととして理解している。延命治療に何の意味があるだろうか。
沢山の管につながれ、無理やり心臓を動かして、患者本人も喜んでいるはずと思い込んでいる医師たち・・・
1分1秒多く生きたとしても、そこに何の価値もないし苦痛があるだけだ。
家族の想いのあり方によって、逝くに逝けない苦痛を味合わなければならないのは如何にもお気の毒であるが、それでも学びの相手役を引き受けるという選択をしたことは、尊い姿とも受け取れるから、ほんとうに人生はいろいろであり、決して善い悪いでなくそれぞれなのだ思う。

時代は確実に変わってきているなと、番組を見ていて実感する。
何よりも、医療現場の医師たちの意識変化は素晴らしいし、大歓迎だ。
また、核家族化して、人の死に触れる機会が薄れていた今までが省みられ、死と接する機会が増えていくことは、必然であり、よい機会が訪れていることは素晴らしいと思う。


死は終わりではなく新たなステージへの始まりである。
肉体は滅びても、私たちの本体に終わりはなく永遠の命であることを理解したら、「死」を怖がる必要などまったくなくなるはず。

お迎え現象が起きるのは、幻覚などではなく、想念界というのは想えばつながる世界だから、起きても何ら不思議なことではない。死に近づくにつれ、通路が開き始め、つながり易くなっているので、亡くなった人たちを見ることができるのだと思う。生前の姿を見るということは、亡くなった後もその人が生前と同じ姿で今も居るという錯覚、思い込みがあるからではないだろうか。
私も、亡くなった家族を思う時、生前の姿を思い浮かべて語りかければそのように見えるが、実際のところ姿ではなく想いがつながるという感覚の方が強い。姿を見なくても感じる世界のように思う。

最近のブログで、葬式や墓も戒名も要らないということを話題にしたが、死後の後始末について語ること(準備すること)は、子どもの頃経験した、遠足前日のわくわく感にも似ている。おやつをリュックに詰め、昼食ののり巻きだったりお稲荷さんやおにぎりなどを用意してくれるのを見ながら、バスの中、目的地で楽しく遊ぶことを想像して「アー、早く明日が来ないかな」と思う気持ち。だから少しも怖くない。不安もなにもない。
どんな風に旅立とうかという楽しみがあるばかりである。


これからは自宅が看取りの場、旅立ちの場となるのは、自然の成り行きであり、当然、身寄りのない人の孤独死孤立死も増えていくだろうと思う。
しかし、それも自然であるから、普通に受けとめることも必要と思う。このことはまたの機会に。*^-^*

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