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zoom RSS 小椋佳〜死を迎える準備〜

<<   作成日時 : 2012/06/06 16:17   >>

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お昼のテレビ番組(テレビ朝日)で山本晋也さん(元映画監督)が小椋佳さんを取材していた。題して「小椋佳が語る生と死〜生前葬ライブへ」。

小椋さんは今年2月に劇症肝炎で入院していたそうで、医師の話では「命がなかった」そうだ。いわば奇跡の生還だ。
画面を通して久しぶりに見る小椋さんは、すっきりとして透明感があり爽やかな感じさえした。

「死」について小椋さんは、「理不尽で、断りもなしに、突然に来る」という。
現在68歳の彼は、76歳で死を迎える予感がするとのことで、死の準備を始めている。準備とは人生にけりをつけることを意味するそうだ。
具体的には、2年後の70歳の時に生前葬としてのライブ公演をする。4日間で100曲。ヒット曲ではなく自分が好きな曲を歌うのだという。

因みに代表作のひとつである「シクラメンのかおり」は当初から好きでなかったそうだ。だから、歌わない。
理由は、当時北原白秋全集を読んでいたことと、プレスリーの「マリー イン ザ モーニング」からの借り物ばかりで、小椋佳はどこに?というのがあったのだという。

「マリー イン ザ モーニング」では、「〜ほど〜でない」という文体を使うと新鮮だと思ったそうで拝借。
朝のマリーほど 美しいものはない ⇒ 真綿色したシクラメンほどすがしいものはない とした。

なるほどね、借り物であったとしても、それは彼の感性がキャッチして作ったものであることは確かだし、聴く側には違和感はないが、作者としては純粋に自分の中から出たものでないということが分かっているから、馴染めないのかもしれない。
何となく分かるような気がした。売れる歌、受ける歌を意識して作ったものだったのかもしれない。

で、カントクが「死について」訊く。

  死は怖くないか?と訊かれれば、怖い。怖くないという人がいるがそれは嘘だと思う。
  何故か?
  生命(いのち)は生きようとしている。だから、体が(死を)怖がる。怖がって当然なのだ。
  怖いからこそ準備をする。
  自分でもいやらしいと思うのは「生前コンサート」であって「ファイナルコンサート」と言わないこと。
  葬式の後には一周忌コンサートがあってもいいでしょう。


なるほどね。生前葬はひとつの区切りであって、運よく?死の予感が外れたり、延命できる可能性はある。だから、引退宣言でもない。体調さえよければ何度だってコンサートをしたいということか。

人生ってなんですか?とカントク。

  僕にとっては、歌作り。真剣な遊びをし続けて死んでいく。

お昼の番組としてはなかなかいい感じであった。
人それぞれの感じ方があること。死を感じ、意識に留めて生きていくこれからが、人生の醍醐味と言えるだろうね。

私の場合は、嘘だと言われても、もう「死」は怖いものではなくなっているのよね。*^-^*
理不尽でもなく、断りもなくではなく、突然でもなく。卒業を迎えることは、ことわり(理)あって、祝福すべきものとして受け容れる。
確かに、肉体のいのちは、生きようとしている。死を迎えるまでそれは変わらないが、死を迎えるには徐々に徐々に体も準備を整えていくから、本体のいのち(想いとか魂といわれるもの)が怖がらない限り、肉体はそれを怖れないし、坦々と細胞としての仕事をし続けるだけなのだと感じている。

客観的に体の変化を観ていると、その健気さが感じとれるので、とても愛おしく感じられ、私自身が大安心の中で穏やかに過ごせるから、恐怖心とは無縁になっていく。
だから、人生って本当に素晴らしいなあと、しみじみ思うことがどんどん増えていくのね。*^-^*

小椋さんは、生前葬をやって、一周忌も三回忌も、この先ずっと真剣な遊び(歌作りと歌うたいを)を続けていけばそれでよいし、素晴らしい人生を歩んで行くことになる。澄んで清々しいお顔の表情や話す言葉を聴いていてそう思った。死を迎えるまでどうぞお元気で、素晴らしい歌を聴かせて欲しいと思う。
76歳で死ぬ予感。まだ8年もあるのだから、そして、準備とはいえそれは「生きる」意欲だし、決して後ろ向きではないから、素晴らしい。きっと死を迎えるまでには「怖れ」から解放されているのではないかな。*^-^*

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心のまま大らかに
2014/12/30 23:28

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
見てました!
氣楽さんのような思索はできないですが。
「真剣な遊び」が心に響きました。
生きることすべてが、真剣な遊び。
仕事も生活も他との関係も真剣な遊び。
いいなあ、楽しいな。
飯倉片町梅子
2012/06/06 20:44
こんばんは。
見ていましたか!!
真剣に遊ぶという言葉、私もTopにも「人生は遊び」と書いている通りに思っているので、「うんうん、そうそう」と頷いて聞いていました。
遊びという感覚は、とても素敵ですね。力みもないですし。*^-^*
誰もがひとつのゴールとして死に向かっていますが、それを承知で、受容して、その時が訪れるまで一生懸命生きるということ、楽しむということ、本当に素晴らしいですよね。*^-^*
小椋さんを観ていて、これからどんな歌を生み出していくのかなと思ったりもしましたよ。楽しみ楽しみ♪♪ d(⌒o⌒)b♪
氣楽
2012/06/07 00:02
古い記事を読んで下さり、たくさんの気持玉をありがとうございます。
おかげで、私も久々に読み返してみました。
今年70歳になられる(た?)小椋さんは、コンサートの準備されているのでしょうかね。
いついつまでもお元気でお過ごしいただきたいと思います。
氣楽
2014/02/15 14:14

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